院長馬庭直樹
2007年和歌山県立医科大学卒業。2009年和歌山県立医科大学附属病院循環器内科に入職。その後、国立循環器病研究センターや大学病院、市の中核病院に16年間勤め、一般内科から心臓移植、肺高血圧症の治療などの専門性の高い領域まで幅広く経験を積む。2023年まにわクリニックを開設し、地域の人々の健康で豊かな暮らしをサポートしている。
足のむくみやだるさは下肢静脈瘤の可能性も
気になる症状があれば一度受診を
下肢静脈瘤とは、足の静脈にある血液の逆流を防ぐ弁がうまく働かなくなり、血液が滞って静脈がこぶのように膨らむ病気です。こぶが目立つ場合は気づきやすいものの、むくみやだるさ、こむら返りといった症状だけが現れるケースもあり、見過ごされてしまうことも。また、健康診断などの機会に検査が推奨されている病気ではないため、受診のきっかけがわからず、そのまま様子を見てしまう方も少なくありません。こぶがなくても、むくみなどが気になる場合は、一度専門の医師に相談を。特に、40歳以上の方、立ち仕事が多い方、妊娠・出産を経験した女性は発症リスクが高いため、検査をお勧めします。異常が認められなかった場合は、症状がなければ定期的な検査は必須ではありません。一方で、軽度の静脈瘤が見つかった方や経過観察中の方は、半年から1年ごとの診察が望ましいです。悪化を防ぐためにも、症状があれば我慢せず、早めに受診しましょう。下肢静脈瘤を診断する超音波(エコー)検査は、体への負担が少なく、短時間で済みますので、お気軽にご相談ください。

意外と身近な病気である下肢静脈瘤
下肢静脈瘤の患者数は、国内で1000万人以上いるともいわれ、決して珍しい病気ではありません。足の静脈にある逆流防止弁がうまく働かなくなり、血液が足にたまることで、血管のこぶ、むくみ、こむら返りなど、さまざまな症状を引き起こします。40歳以上の女性に多いとされていて、立ち仕事や妊娠・出産経験のある方は特に注意が必要です。

病気のサインは足のむくみやだるさ
「血管がぼこぼこと浮き出ている」といった見た目の変化だけでなく、「足がむくむ」「足が重だるい」「よく足がつる」「足がかゆい」といった症状も、下肢静脈瘤によく見られる症状です。こうした症状は午後から夕方に強くなる傾向があります。年齢や体質のせいではなく、病気のサインの可能性がありますので、気になる症状があれば一度当院にご相談ください。

放置すると皮膚トラブルにつながることも
下肢静脈瘤は命に関わる病気ではありませんが、進行すると色素沈着や湿疹、かゆみ、皮膚潰瘍などの皮膚トラブルを引き起こすことがあります。また、むくみやだるさが慢性化してしまい、悩む方も少なくありません。QOL(生活の質)が下がってしまわないように、軽症のうちに適切な診断を受けましょう。早期受診が症状の悪化の防止につながります。

検査は痛みが少なく、短時間で可能
診断には超音波(エコー)検査を用います。エコーは妊婦健診でも使用される安全性の高い検査で、放射線被ばくの心配はありません。検査時の痛みもほとんどなく、片足約10~20分程度で血管の走行の状態や、血液の逆流の有無、静脈瘤の大きさなどを詳しく確認できます。

日帰り手術は約30分で、負担も少ない
下肢静脈瘤の治療は、以前は入院を伴う手術が主流でした。しかし現在は、カテーテル治療や硬化療法、ストリッピング手術と、患者さんの体への負担が少ない治療法が普及しています。多くの場合、日帰りで治療が可能です。忙しい方も、「足の血管の見た目が気になる」「むくみが続く」と感じたら、早めに専門家に相談し、治療を検討しましょう。
下肢静脈瘤とは?
足の静脈(血液が心臓に戻るための血管)に生じる病気で、静脈がこぶのように膨らんだ状態のことをいいます。
なぜ下肢静脈瘤が
できるの?
静脈には血液が心臓に戻るための弁がついていますが、この弁が壊れてしまうと血液が逆流し、内圧が上昇してこぶができます。
下肢静脈瘤を放って
おくとどうなるの?
下肢静脈瘤は良性疾患ですが、放置すると、痛み、むくみ、こむら返り、皮膚変色、潰瘍形成などが生じ、生活の質が低下します。
下肢静脈瘤は
自然に治るの?
残念ながら、下肢静脈瘤は一度発症すると、自然に治ることはありません。徐々に進行していくため、早めの診断・治療が大切です。
静脈麻酔を用いた
日帰り手術
静脈麻酔(軽い全身麻酔)と局所麻酔を組み合わせ、うとうととしている間にカテーテル(細長い管)を血管に挿入して治療します。
経験豊富な
専門家による治療
日本循環器学会循環器専門医である院長が、豊富な知識と経験を生かして安全に配慮しながら治療を行います。
日頃よりまにわクリニックをご活用いただき、誠にありがとうございます。
当院での対応についてご案内がございます。
明細書について
当院は療担規則に則り明細書については無償で交付いたします。
一般名での処方について
後発医薬品があるお薬については、患者様へご説明の上、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する場合がございます。
医療情報の活用について
当院は質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認や電子処方箋、電子カルテ情報共有サービスのデータ等から取得する情報を活用して診療をおこなっています。